た行【て】の用語
- 定期借地権(テイキシャクチケン)
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土地の所有と利用を分離して考える事により創設された権利で、必ず地主に返却する仕組により土地取得に掛かる費用を安価な住宅供給の道を開こうとしたもの。一定期借地権の場合50年で期間を設定すると借主には、更地に返還の義務を追う。
- 定尺(テイジャク)
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木材やボード類などの厚さや大きさが、標準で決っている物を「定尺物」と言う。
- 出面(デズラ)
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これには2通りの使い言葉がある。
①出面、職人が仕事に出た日数の事
②出面、庇や広小舞等部材の出た寸法 - 手直し(テナオシ)
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工事、完成後図面と違っていたり、不具合を直したり、修正する事。
- 出中(デナカ)
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矩術・・・墨木の上場墨で桁の外心を示す。
- 出巾木(デハバキ)
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クロス張りなどの様にクロスの止めがいる場合等は壁面より出っ張った出巾木/プリント合板の張りの場合
などは出っ張りの無い入り巾木として工事する。 - 出窓(デマド)
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建物より出っ張った窓。床から30c以上張りだし部分は50c以内とする、それ以上は建築面積に参入される。
- 手元(テモト)
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職人の補助的作業を行なう作業員
- 天井(テンジョウ)
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室内の空間の上部を構成する部位の総称。
※建築基準法では居室天上高は2100mm以上と規定させて入る。 - 天然乾燥(テンネン)
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木材を積み上げたりして自然に乾燥させる方法。
- 天袋(テンブクロ)
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床脇や部屋、台所など一般には、天井から下に(600mm程度までのもの)付けた物入れを言う。
- 天窓(テンマド)
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屋根に採光など取りこむ為に設置された窓。建築基準法では壁面窓より3倍の有効採光の効果があると見なされる利点もあるが、雨じまいには要注意。