あ行【え】の用語
- 縁板(エンイタ)/縁甲板
縁側に貼る床板・・・(現在では縁側と言わず床(ゆか)板一般を縁板と言ったりする)
フローリング/パーケット、フロアーなど。- エア-コンディショニング
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冷暖房と違って湿度調整までするシステムのことで、空気調和と呼ぶ。
- エアコンディショナー
室内の温度や湿度、換気の調整を行う設備機器の総称。エアコンとも呼ばれる。
- AE剤
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別名空気連行剤のこと、空気をコンクリートに連行させることで、コンクリートのワーカビリティーと耐久性を向上させる。
- ALC版
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気泡の入った軽量のコンクリート版です。耐熱性と耐火性に優れています。主に鉄骨造の外壁に用いられる。
- 液状化現象
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水が飽和している緩い砂地盤で、地震により水圧が急激に上昇し、液状になる現象。阪神大震災でも埋立地などで被害がみられた。
- エキスパンションジョイント
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細長い建物やL型建物などで、建物の地震時の変形などに追随できるようにした接合部。
- エキスパンドメタル
網の目状の鋼板。
- エクステリア
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本来は単に外側の意味であるが、門扉、塀、フェンスなど屋外の設備のほか、カーポートや庭園など住宅の外構全体を指して使われる事が多い。この他、サンルームやバルコニーなどウッドデッキなども含めることがある。
- SRC造
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主体構造を鉄骨および鉄筋コンクリートで建築する構造。
- S造
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主体構造を鉄骨で建築する構造。スチール構造の略。
- 江戸間
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関東地方で使われている寸法の表示。1間を1.82mで表示する。
- N値
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ボーリング工によって掘削された孔内で実施される標準貫入試験の実測値で、73.5Kgのおもりを75cm
自然落下させて孔底を打撃し、30cm貫入するまでの回数をカウントし、その打撃回数が地盤の強度を表す指標となる。また、別の意味として柱脚 柱頭の接合判定の際の引き抜きの値を示すN値もある。 - N値計算法
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軸組の柱頭柱脚の接合部に金物を配置するための計算手法のひとつ。
計算式を平屋建ての場合示すると、N=A1×B1-Lとなる。2階建てだと、N=A1×B1+A2×B2-Lになる。
A:その階の柱の両側における軸組倍率の差
B:周辺の部材による押さえ(曲げ戻し)の効果を表す係数
L:鉛直荷重における押さえの効果を表す係数
ただし各文字の添字は階を表す。 - FL
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床仕上の上端をさします。
- LGS軽量形鋼
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冷間圧延により成形された形鋼の一。板厚は1.6mm~4.0mm程度の薄肉である。断面形状は溝形・Z形・山形などがある。
- 縁甲板
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縁側等の床の仕上げに張る部材のこと。主にヒノキ、杉等の幅のせまい部材である。
- エンジニアーウッド
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工業化木質構造用材料、いわゆる集成材のこと。
- 鉛直荷重
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建物に重力と同じ方向に働く荷重である。建物自重、積載荷重、積雪荷重など。
- 絵図板(エズイタ)
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設計図面を大工さんが墨付けする為に板に図面を書いた板図面(一般には、土台伏せ図/平面図/腰組み図/2階平面図/小屋伏せ図等からなり、その他大工さんによって違うが家、一間分の構造が全て頭に入るよう記号なども使って書かれた板図面。