か行【か】の用語
- 外構工事(ガイコウコウジ)
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建築工事に置いて建物本体の外部廻り部分工事を言う。(舗装/縁石/側溝/排水/造園/植栽/門、塀/カーポートなど。
- 外材(ガイザイ)/国産材
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国外からの輸入木材。
※すでに平成元年には7割を超えていると言われている。これ程に日本の木材需要依存率は高い。 - 概算見積もり(ガイサンミツモリ)/概算単価
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企画時や設計段階で、およその工事予算の目安を出す為の見積もり。
- 階段(カイダン)
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高低差の有る所に上がる為段々を作る構造物一般には(蹴上げ(20cm)×踏み面(22cm)程度ですが勾配が緩いほど上がり易い。
※種類・・・直階段/折り返し階段/曲り階段/ラセン階段/小口見せ階段など施工方法 - 鏡板(カガミイタ)
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大きな平滑な一枚板(継目の解らない様に仕上た板も言う)板戸や天井、枠にはめ込んだリして装飾様に使う。彫刻や絵の書いた物も有る
- 掻き落し(カキオトシ)
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左官工事のモルタル仕上の後、7分乾き位の時に荒いワイやブラシみたいな物で表面を掻き落し祖面の表情を作り出す仕上り状態。
- 掛け障子(カケショウジ)
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数奇屋風立てものなどに用いる、室内に折れ釘で掛ける障子の事。 床の間の横に(外壁側)に掛けたりするを平書院と言ったりする
- 掛け矢(カケヤ)
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大型の木槌、立て方の時に梁やホゾなど叩き込むときに使う。
- 笠木(カサギ)
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塀や手摺、パラペットなどの上部に取りつける仕上材横木又は見切り部材。
- 鎹(カスガイ)
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木造接合部の補強金物に一種(6mm程度のコの字型下金物)大工が小屋丸太などの作用の時に使う大きな鎹もある。
- 仮設工事(カセツコウジ)
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工事をするに渡ったって必要な施設た設備(水盛り遣り方/足場/仮囲い/養生/電気設備/仮設トイレ/桟橋等など)工事完了時は全て撤去されるもの。
- 家相(カソウ)
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建物の方位や間取りなど住居の形状などが吉区に関係すると言われる風習。
- 方蟻(カタアリ)
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構造材継手の一種。
- 堅木(カタギ)
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文字通り硬い木材(国産広葉樹)国産ではケアキ/ナラ/櫻/ナラ/トチなどがある。
- 合掌(ガッショウ)
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2つの斜材を山形に組み合わせ三角形を構成する事で構造的に安定した架構となる。
- 桂離宮(カツラリキュウ)
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江戸時代初期京都に、完成された別荘/古書院、中書院、新御殿からなる各、茶室、池、橋、滝、灯篭、垣根、など、自然との調和する美を生み出している。
- 金鏝(カナゴテ)
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左官道具・・・鋼製又はステンレス製で壁や土間など塗るときに使う道具。
種類は荒塗り/中塗り/仕上用があるが、細工用や、細面などに使う種類は数多く有る。 - 金槌(カナズチ)
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釘打ちように作られた鉄製の道具柄は堅きで造られた物で大小様々ある。
- 矩計(カナバカリ)
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大工さんでは建物の高さを記す定木、各部の取り合いなど高さを目盛り、隅付けなどに使う基本定木。
※一般には間竿に書きこむが4面の内、一面は1尺単位の目盛りが記されているが、あとの3面で矩計などに使う - 矩勾配(カネコウバイ)
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1対1の勾配の事(大工さんの矩(かね)と言う言葉は直角と言います・・・この場合は矩勾配ですから45度の勾配の事です。
- 矩尺(カネジャク)/差しがね「曲尺」「さしがね」「指しがね」
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L型で目盛りが両面い付いている大工道具でさしがねの事。
※メートル目盛りと尺目盛りがありますが、矩尺術覚えるには尺目盛り用でなければ、困難の場合がある。 - 壁散り(カベチリ)
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柱の間に(和室などの壁納まり)壁を付けた場合において柱ツラから壁の仕上がり面の距離を言う。
- 鴨居(カモイ)/敷居
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襖、障子など、開け閉めにする為の上部に付けてある材(下部の物を敷居(シキイ)と言う。
- 唐草(カラクサ)
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金属屋根の軒先やケラバで仕上材を巻き込み固定する水切り用材、見た目は装飾となる加工。
瓦など、軒先に唐草模様が有る物を唐草瓦と言う。 - 唐尺(カラジャク)/もん尺
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矩尺の裏の長い方(裏目盛り)に刻まれた目盛り。財/病/離/義/官/劫/害/吉・・・の文字が刻まれており建物の、高さなど決める場合に、良い寸法の中に収める事とするが、今では知る人も少ない(目盛りの中には吉、凶、半分ずつある)
- 仮釘(カリクギ)
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新建材やボード、板などボンド付けする場合に仮止めして固まったら抜く針状の釘。針釘とも言う・・・後でめだたない為に一番細い釘を用いる。
- 仮子(カリコ)
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隅壷や糸巻き(タコ糸)の糸の先端に付ける針の付いた部品で木材に止める時、差しこんで止める部品。
- 仮筋交(カリスジカイ)
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建て方の時建て起こし確定後、仮に止める筋交(本筋交入れた後に取り除く)。
- 仮枠(カリワク)
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コンクリートが固まるまで仮に作った枠(コンクリートを流し込む為の仮の枠)。
- 瓦割(カワラワリ)
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屋根の流れ、桁行きの寸法を規格瓦の働き寸法に合わせて割付する事を言う。
- 乾式工法(カンシキコウホウ)
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組みたて式をなるべく取り入れて作業性の向上、工期の短縮、仕上材の均一化、パネル、ボードなどの材料を用いた建物。
- 含水率(ガンスイリツ)
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木材に含む水分量、全乾重量の比を100分率で表した数値(建築材では含水率の低いものが好ましい)
- 間伐材(カンバツザイ)
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人工林において木材の生育の段階で引き抜かれた間伐木材。
用途・・・足場丸太/修正材の加工材など。 - 確認申請(カクニンシンセイ)
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建築物の新築や増築などの建築行為を行なう場合に、建築主が建築基準法の規定に基づいて建築主事に対して行なう確認を求める申請(建築基準法弟6条)