か行【こ】の用語
- 勾殳玄(コウコゲン)
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三角形の三辺を表す用語で隅木や複合勾配、墨付けには重要な矩尺術。
勾殳玄、玄/長玄/短玄/中勾/子殳/欠勾等を使って必要な勾配寸法出しができる基本定理。 - 公庫仕様(コウコシヨウ)
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住宅金融公庫で融資を受けた場合に住宅金融公庫で作った仕様書での工事が義務付けられる。
- 構造用合板(コウゾウゴウハン)
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1、2級と等級があり接着の性能により室外にも使える物と室内用の物がある。
JAS(日本農林規)格等で決められた構造用合板もも含めて構造用パネルと言う場合もある。 - 勾配(コウバイ)
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斜面の度合い(三角における斜面の角度)
(4寸勾配(10対4)5寸勾配(10対5)等と言う。 - 合板(ゴウハン)
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ベニヤの事で、接着剤、強度などいろんな種類がJAS(日本農林規)に規格されている。
- 広葉樹(コウヨウジュ)
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葉の形状による分類で、広い葉を持つ樹種を言う。テアキ、ナラ、タモ、クリ・・・ブナ、アトチ等がある。
- 小口(コキグチ)
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木材を切ったとき年輪が見える部分を小口(切り小口)と言う。
- 鏝板(コテイタ)
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塗りの際、材料をのせる30C角程度の手持ち柄の付いた台。
- 鏝仕上(コテシアゲ)
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左官仕上で塗り表面を鏝で仕上る事(金鏝仕上げとも言う)
仕上例、洗い出し仕上/掻き落し/刷毛引き仕上/スタック仕上/木鏝押さえ - 五八(ゴハチ)
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建築規格の一種・・・和室の内法、高さが在来、五尺八寸と決っていたのでゴハチと言う。
最近では内法高も高くなる傾向にある(規格の外付けサッシも五尺八寸/六尺/六尺一寸があるようだ) - 小節(コブシ)
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JAS(日本農林規)では生節10mm以 内死節10mm以内などと定められている。
- 小舞打ち(コマイウチ)
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屋根や壁下地として竹や細い木を立て又は横に組んだリして見せる細工。
- 込み栓(コミセン)
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柱や桁、土台などに長いホゾを差込み側面(臍に対し対角腺に)から穴を空け、堅木(15mm程度の角材を打ち込む場合が多いが、「樽栓」・・・丸型材を打ち込む場合もある)の込み栓を、臍に打ち込み、密着度を増したり、抜け防止の為の施工・・・単に込み栓を打つのではなく、材を引き締める為の施工技術が必要。
- 小屋裏物入れ(コヤウラモノイレ)
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小屋空間を裏を物入れとして利用する物入れの事。
- 小屋組み(コヤグミ)
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屋根や屋根面に左右する力や過重を柱や壁に伝える構造物。
- コンパンネ
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コンクリート型枠用に作られた合板。
- 小屋筋交(コヤスジカイ)
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小屋組み部分、母屋、束、梁等に側面打ちする筋交を小屋筋交と言う(母屋方向に打つ材)。
- 小屋丸太(小屋丸太)
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屋根の加重を支える構造丸太(角材も使用するがスパンの長く加重が大きい場合このような丸太を使う事が多い)太鼓梁。