た行【と】の用語
- ドイツ下見板張り
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合いジャクリに似ているが重なる部分に隙間(メチ、4~5mm程度の)を設け、張り上がりの継ぎ目が凹状なラインが入る仕上げ貼りり方法。
- 峠(トウゲ)
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桁、母屋、棟木等の立ての中心線が、屋根勾配と交わる接点(部材より上の部分になり実際には記す事は出来ない稜腺を言う)
- 胴差(ドウザシ)
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2階以上の建物で上下の柱を受け合わせる側面の構造、横架材。
- 胴縁(ドウブチ)
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壁において羽目板やボードなどを取りつける場合に内部、外部工事問わず縦や横に打ちつける材。
- 通し柱(トオシバシラ)
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複数の階を貫く柱で丈夫な軸組みを作る役割を持っているが、胴差などの差し口の断面欠損が大きいので仕口には熟練された工夫がいる。
- 独立基礎(ドクリツキソ)
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柱の位置に独立して設ける基礎(直方体や四角錐の様な形をしたフーチン基礎)
独立柱は必ずしも独立基礎の上に立つ物では無いが、下屋やポーチなどによく見かける単独柱。 - 戸决り(トジャクリ)
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開き戸や引き戸を閉めた再に戸との隙間が生じない様に柱や戸枠に决りを入れる事。
- 土台(ドダイ)
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建物の最下部位に柱からの過重を基礎に伝える横架材(アンカーボルトでしっかり緊結が肝要)
一般には、桧、ヒバ、栗、防腐加工した外材等がよく使われている(加工後、防腐や防蟻処理工事を施工する) - 戸袋(トブクロ)
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雨戸を収納する場所(ササラゴ戸袋/皿戸箱/鏡板戸袋等アルミ製や木製など種類がある)
- 戸襖(トブスマ)
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建具・・・和室/洋室などの間じ切りで使う建具、片面を襖仕上、もう一方を板戸(ベニヤ類やクロス貼り等)出仕上た建具を言う。関連項目(753)
- 留め(トメ)
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直角に取り合う材をそれぞれ45度の角度に工作して接合する仕口。
- 砥石(トイシ)
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切れ味が悪くなったり刃こぼれの時に刃先を研ぐ物で天然産から人造製品まである。現代では電動で研ぐ機械もある。
- 床柱(トコバシラ)
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和室/座敷設けられた掛け軸を掛けたり花や飾り置物を置く場所、この場所を床の間と言いいます
この中央に立てる柱を床柱と呼びます(角材でも床柱とは呼びますが一般には磨き丸太/絞り丸太/変木などの丸太を使う事が多い)